専門分野/インド・チベット如来蔵思想 加納 和雄(かのう かずお) 准教授

真言宗の本質を正確にとらえるため、インド文化の理解を。

真言密教は、三国伝燈の教えです。インドから中国を経て日本へと、師から弟子へ、そのまた弟子へ、連綿と伝えられてきました。よって、真言宗は他の宗派に比べてインド色が濃く、その本質を正確に捉えるためには、密教の故郷であるインドの文化を理解しておく必要があります。講義では、インド研究の最新の成果を取り入れ、いち早くそれを学生の皆さんにお伝えするように心がけています。

ホームページ
http://kanopapers.web.fc2.com/

講師派遣における講演テーマ

  1. 即身成仏思想の展開―インドから日本へ―「即身成仏は真言教学にとって欠かすことのできない根本思想ですが、正しく理解するためにはその成立の背景をきちんと押さえておく必要があります。講演では空海の即身成仏思想を確認したうえで、インドの宗教史全体のなかで即身成仏思想の位置づけを一緒に考えてゆきたいと思います。

講師派遣について

略歴

1997.3
高野山大学文学部 仏教学科 卒業
1999.3
高野山大学大学院 文学研究科仏教学専攻修士課程 修了
2001.3
京都大学大学院 文学研究科文献文化専攻仏教学専修修士課程 修了
2006.2
ハンブルグ大学博士(PhD)学位請求論文資格審査合格
2006.3
京都大学大学院 文学研究科文献文化専攻仏教学専修博士後期課程 単位取得退学
2008.4
高野山大学文学部 助教
2008.4
京都大学大学院文学研究科 非常勤講師
2009.7
高野山大学文学部 准教授
2013.4
龍谷大学大学院文学研究科 非常勤講師

学会等および社会における主な活動

学会等

2001.2
日本印度学仏教学会会員
2005.10
日本チベット学会会員
2006.4
国際チベット学会会員
2006.4
国際仏教学会(IABS)会員
2006.4
日本密教学会会員
2008.4
密教研究会幹事
2013.4
京都宗教系大学院連合(Kgurs)評議員並びに役員

所属委員会

平成20年度
人権委員会
平成23年度
大学院委員会

研究活動

学術論文

著書,学術論文等の名称 単著
共著
発行又は
発表年月
発行所,発表雑誌又
は発表学会等の名称
“Two Short Glosses on Yogācāra Texts by Vairocanaraksita:Vimśikātīkāvivrti and *Dharmadharmatāvibhāgaviv ti.” 単著 2008 Manuscripta Buddhica, Vol. I: Sanskrit Texts from Giuseppe Tucci's Collection, Part I. Serie Orientale Roma. Roma: IsIAO
A Preliminary Report on Newly Identified Text Fragments in ??rad? Script from Zhwa lu Monastery in the Tucci Collection.” In: Francesco Sferra (ed.), Manuscripta Buddhica, Vol. I: Sanskrit Texts from Giuseppe Tucci's Collection, Part I. Roma: IsIAO, 2008. 単著 2008 Manuscripta Buddhica, Vol. I: Sanskrit Texts from Giuseppe Tucci's Collection, Part I. Serie Orientale Roma. Roma: IsIAO
「チョムデンリクレル著『弥勒法の歴史』―テクスト和訳―」 共著 2009 Acta Tibetica et Buddhica 2
「チョムデンリクレル著『大乗究竟論荘厳華』和訳および校訂テクスト(1)」 単著 2010 『高野山大学論叢』45
5. 「ゲンドゥンチュンペー著『世界知識行・黄金の平原』第一章和訳―1930年代のチベットにおける梵文写本調査記録― (1)」 単著 2010 『密教文化研究所紀要』23
「アティシャに由来するレティン寺旧蔵の梵文写本―1934年のチベットにおける梵本調査を起点として―」 単著 2012 『インド論理学研究IV』
5. 「ラトナーカラシャーンティの諸著作における如来蔵理解の二類型」 単著 2013 『密教文化』225
Further Folios from the Set of Miscellaneous Texts in Śāradā Palm-leaves from Zha lu Ri phug: A Preliminary Report Based on Photographs Preserved in the CTRC, CEL and IsIAO,” 共著 2013 China Tibetology 20
「ヴァイローチャナラクシタ作『大乗荘厳経論』注-第17章注釈箇所のテクストと試訳-」 単著 2013

その他

著書,学術論文等の名称 単著
共著
発行又は
発表年月
発行所,発表雑誌又
は発表学会等の名称
「1930年代のチベット寺院における梵文写本調査」 2010.7 平成22年度密教研究会学術大会 高野山大学
「インド仏教における女性観に関する研究史」 2011.1 高野山大学人権委員会

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