仏教の教えを根底に社会貢献を
就職活動にあたっては、就職支援室の親身なサポートがとてもありがたかったです。おかげで第一志望の就職先に決まりました。現在では、小学生に宗教を教えています。高野山大学で学んだ仏教の知識や智慧を子どもたちに教え、さらに私自身も子どもたちと一緒に学び、成長していきたいと思います。「教え子たちが将来、仏教の教えを根底に社会貢献を行えるような社会人になる」ことを目標に、情操教育を担う教員として力を尽くしていきたいです。
本学ならではの学びを活かして教師の道を目指すことができます。そもそも、教師に必要な力とは何でしょう? もちろん、教えられるだけの知識や技術も必要ですが、まず何より大切なのは生徒に向き合う姿勢。教師の影響で、人生が変わる生徒は数多くいます。つまり教師の仕事とは「いのちの成長を手助けすること」なのです。
仏教を含め、宗教をバックボーンとする私立学校が絶えず注目を集めているのは、宗教こそ「いのちに向き合う」という教育の本質をふまえたものだから。逆を言えば、それができなければ教師は務まりませんし、できるようになるための学びがあるのが本学です。
答えを求め、悩み・もがく生徒たちに、宗教教師として寄り添うのもよし。高野山に数多く収められた貴重な原典・書物に学びながら、日本の伝統を伝える国語教師を目指すもよし。併設校の高野山高校には、本学卒業生が教鞭をとる宗教科もあるなど、教育実習指導も充実しています。