教員紹介
歴史や自然を身近に感じながら学びましょう
溝端 悠朗専任講師
古典文学を丁寧に読むための知識と技能を身につけ、より深く文学作品を読めるようになってもらいたいと思います。
多くの文学や歴史の舞台となった高野山で、文学に親しみながら学んでいきましょう。
講師派遣における講演テーマ
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歌合の世界
参加者が左右のグループに分かれて歌を競い合う行事である歌合は、貴族たちの社交の場であったと同時に、和歌を批評し、表現を磨き合う場でもありました。歌合という催しが和歌の世界で果たした機能についてお話しします。
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和歌の浦と文学
和歌の浦は風光明媚な景勝地で、名の通り「和歌」の“聖地”として人々に愛され、熊野・高野参詣が一般的になると観光地としても隆盛を迎えました。文学に描かれたものを通して、人々が和歌の浦に抱いたイメージを辿ります。
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僧侶たちの和歌
和歌というと主に貴族たちが詠んだものというイメージがありますが、『百人一首』にも歌が含まれているように、僧侶たちも多く和歌を詠みました。僧侶歌人の詠んだ和歌を通して、和歌と仏教との関わりをお話しします。
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和歌のもつ力
前近代、和歌は日本の文学の中心であり続けます。それは、和歌には神仏にも通じるような力があると信じられたからでした。和歌が人々によい結果を与えた説話を通して、和歌のもつ力について考えます。
>講師派遣について
略歴
2012.3 | 龍谷大学 文学部日本語日本文学科 卒業 |
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2014.3 | 龍谷大学大学院 文学研究科(日本語日本文学専攻)修士課程 修了 |
2017.3 | 龍谷大学大学院 文学研究科(日本語日本文学専攻)博士後期課程 単位取得満期退学 |
2020.9 | 博士(文学)学位 取得 |
2021.4 | 高野山大学 文学部密教学科 講師 |
学会等および社会における主な活動
所属委員会
2012 | 和歌文学会会員 |
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仏教文学会会員 | |
2016 | 中世文学会会員 |
2020 | 中古文学会会員 |
講義・講演・活動
2018.4 | 兵庫大学エクステンション・カレッジ「古典和歌の世界」 |
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研究活動
著書
著書,学術論文等の名称 | 単著 共著 |
発行又は 発表年月 |
発行所,発表雑誌又 は発表学会等の名称 |
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蘆庵本歌合集 | 共著 | 2021.1 | 思文閣出版 |
著書,学術論文等の名称 | 蘆庵本歌合集 | 単著 共著 | 共著 | 発行又は 発表年月 | 2021.1 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 思文閣出版 |
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学術論文
著書,学術論文等の名称 | 単著 共著 |
発行又は 発表年月 |
発行所,発表雑誌又 は発表学会等の名称 |
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定家の「野外柳」の歌をめぐって―定家の作意と後鳥羽院の解釈― | 単著 | 2014.12 | 龍谷大学大学院文学研究科紀要編集委員会,『龍谷大学大学院文学研究科紀要』36号 |
定家と「ふしまちの 月」―歌語の取材源としての『源氏物語』注釈― | 単著 | 2015.2 | 龍谷大学国文学会,『國文學論叢』60輯 |
建『最勝四天王院障子和歌』定家詠の構想―〈文化的理想空間〉を創出するための和歌― | 単著 | 2016.2 | 龍谷大学国文学会,『國文學論叢』61輯 |
「恋の山路」考―定家の古歌受容をめぐって― | 単著 | 2016.3 | 文藝談話会,『古典文藝論叢』8号 |
建仁三年「大内の花見」の定家詠 ―定家における「後鳥羽院歌壇の始発」― | 単著 | 2017.2 | 『國文學論叢』62輯 |
定家の歌語意識と改作 ―「閨の月影」の歌をめぐって― | 単著 | 2018.4 | 『言語文化の中世』和泉書院 |
元永元年十月二日内大臣忠通歌合考 ―「両判」という行事形態をめぐって― | 単著 | 2019.6 | 『和歌文学研究』118号 |
「奈良花林院歌合」の詠歌表現 | 単著 | 2019.12 | 『日本文学研究ジャーナル』12号 |
大学入学共通テスト・古文の対策と指導 | 単著 | 2021.3 | 文藝談話会,『古典文藝論叢』13号 |
学校におけるICTの活用と課題について―国語教育及び生徒指導・教育相談を対象として― | 共著 | 2022.3 | 『高野山大学論叢』57号 |
奈良花林院歌合の詠歌表現・補遺―基俊・俊頼・永縁― | 単著 | 2022.3 | 文藝談話会,『古典文藝論叢』14号 |
著書,学術論文等の名称 | 定家の「野外柳」の歌をめぐって―定家の作意と後鳥羽院の解釈― | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2014.12 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 龍谷大学大学院文学研究科紀要編集委員会,『龍谷大学大学院文学研究科紀要』36号 |
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著書,学術論文等の名称 | 定家と「ふしまちの 月」―歌語の取材源としての『源氏物語』注釈― | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2015.2 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 龍谷大学国文学会,『國文學論叢』60輯 |
著書,学術論文等の名称 | 『最勝四天王院障子和歌』定家詠の構想―〈文化的理想空間〉を創出するための和歌― | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2016.2 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 龍谷大学国文学会,『國文學論叢』61輯 |
著書,学術論文等の名称 | 「恋の山路」考―定家の古歌受容をめぐって― | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2016.3 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 文藝談話会,『古典文藝論叢』8号 |
著書,学術論文等の名称 | 建仁三年「大内の花見」の定家詠 ―定家における「後鳥羽院歌壇の始発」― | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2017.2 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 『國文學論叢』62輯 |
著書,学術論文等の名称 | 定家の歌語意識と改作―「閨の月影」の歌をめぐって― | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2018.4 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 『言語文化の中世』和泉書院 |
著書,学術論文等の名称 | 元永元年十月二日内大臣忠通歌合考 ―「両判」という行事形態をめぐって― | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2019.6 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 『和歌文学研究』118号 |
著書,学術論文等の名称 | 「奈良花林院歌合」の詠歌表現 | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2019.12 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 『日本文学研究ジャーナル』12号 |
著書,学術論文等の名称 | 大学入学共通テスト・古文の対策と指導 | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2021.3 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 文藝談話会,『古典文藝論叢』13号 |
著書,学術論文等の名称 | 学校におけるICTの活用と課題について―国語教育及び生徒指導・教育相談を対象として― | 単著 共著 | 共著 | 発行又は 発表年月 | 2022.3 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 『高野山大学論叢』57号 |
著書,学術論文等の名称 | 奈良花林院歌合の詠歌表現・補遺―基俊・俊頼・永縁― | 単著 共著 | 単著 | 発行又は 発表年月 | 2022.3 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 | 文藝談話会,『古典文藝論叢』14号 |
その他
著書,学術論文等の名称 | 単著 共著 |
発行又は 発表年月 |
発行所,発表雑誌又 は発表学会等の名称 |
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定家の「野外柳」の歌をめぐって―定家の作意と後鳥羽院の解釈― | 2013.4 | 和歌文学会第111回関西例会(於龍谷大学) | |
定家の「大内の花見」の歌について | 2014.4 | 和歌文学会第114回関西例会(於京都女子大学) | |
『千五百番歌合』の定家詠に対する顕昭判の姿勢 | 2015.12 | 和歌文学会第119回関西例会(於龍谷大学) | |
元永元年十月二日内大臣忠通家歌合 注釈(一)~(四) | (一)2017.3 (二)2018.3 (三)2018.2 (四)2019.3 |
(一)文藝談話会,『古典文藝論叢』9号 (二)文藝談話会,『古典文藝論叢』10号 (三)龍谷大学国文学会,『國文學論叢』63輯 (四)文藝談話会,『古典文藝論叢』11号 |
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元永元年十月二日内大臣忠通歌合考 | 2018.10 | 和歌文学会第64回大会(於國學院大學) | |
地名一覧 | 2018.10 | 明治書院,和歌文学大系『王朝歌合集』,久保田淳監修・藏中さやか他著 | |
内大臣家哥合 解説 | 2021.1 | 思文閣出版,龍谷大学善本叢書『蘆庵本歌合 集』,安井重雄責任編集 |
著書,学術論文等の名称 | 単著 共著 | 発行又は 発表年月 | 2001.12 | 発行所,発表雑誌又は発表学会等の名称 |
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