イベント情報
B・シャム在大阪・インド総領事が来校されます
本学の黎明館入口近くに立つ銅像は、インド憲法の起草者であるアンベードカル博士の像です。
インドのマハーラーシュトラ州政府から和歌山県に友好の証として贈られ、2015年に建立された、国内では唯一のアンベードカルの銅像です。
除幕式は、マハーラーシュトラ州首相、和歌山県知事をはじめとする内外多数の方々のご臨席の下、盛大に挙行されました。
同時に、高野山大学と同州にあるマラサワダ大学との間で趣意書が調印されました。以来、両大学は様々な形で交流を続けています。
インドでは1949年の憲法成立を記念して、11月26日を憲法記念日と定めています。
これにちなんで、B.シャム在大阪・神戸インド総領事を特別講師にお迎えし、ご講演を賜ります。
【インド憲法記念日講演会】
「B.R.アンベードカル博士とインド憲法の成立」
日時:11月26日 午前9時15分~
場所:本館2階第3会議室
※当日は3密(密閉・密集・密接)回避のため、入場制限を設ける場合がございます。
【関連行事 】
パネル展「インド憲法の成立とそのダイナミズム」
日時:11月24日~12月6日
場所:高野山観光情報センター
インドの憲法記念日に合わせて、和歌山県とマハーラーシュトラ州のつながりを紹介するパネル展を実施。
25日にはテープカットも行います。
- アンベードカル博士とは
ビームラーオ・ラームジー・アンベードカル博士(1891—1956)は、インドの政治家、法律家、社会改革者であり、インド憲法の父、現代インドにおける仏教復興運動のパイオニアである。
出身は現在のマハーラーシュトラ州。1947年、独立したインドで法務大臣に就任し、憲法起草委員会委員長としてインド憲法の原案作成に当たる。
1956年、仏教の集団改宗式を挙行して仏教徒となった。
- 和歌山とマハーラーシュトラ州
和歌山県は、2013年(平成25年)10月にマハーラーシュトラ州と観光交流等にかかる覚書を締結 。
2014年に和歌山県世界遺産センターとマハーラーシュトラ州アジャンタビジターセンターの交流及び相互の発信情報についての協定を締結し、それぞれの施設で互いの世界遺産情報を展示、
JICA草の根技術事業を活用して和歌山県とMTDCがマハーラーシュトラ州における観光おもてなし支援事業を実施。2017年にマハーラーシュトラ州観光開発公社職員と現地ガイドが来県し、
次世代育成の取り組みをテーマにした研修を実施するなど、締結以来、様々な交流を積極的に進めている。