お知らせ

2025.03.02

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)【大学】

文学部カリキユラム・ポリシー(教育課程の編成方針)
本学の教育理念に基づき、密教・仏教の古典に学び、それを実践にいかしていくための広範な知識・技能を基礎的なものから体系的に教授し、最終的に必修科目としての卒業論文作成において丁寧な個別指導を実施し、それまでの学習成果の総合的な発揮を促す。

密教学科カリキユラム・ポリシー(教育課程の編成方針)
高野山大学文学部密教学科は、上記の教育目標を実現するために、次の方針のもとに教育課程を編成し、実施する。

1. 1年次には、本学の建学の精神を学ぶための建学の精神科目をおく。とともに、大学で学ぶための基本的な学習能力と仏教・密教の基礎知識を身につけるために、導入研修や基礎ゼミ、語学(英語・漢文/サンスクリット語)の科目、真言宗僧侶としての基礎的技能を習得するための実技科目をおく。
2. 2年次には、仏教・密教の専門的知識と方法論を体系的に学ぶために、仏教・密教に関する概論・概説の科目をおくとともに、弘法大師の著作を読解する祖典講読の科目をおく。
3.3・4年次には、専門的知識と方法論、技能の習得のために、特殊講義・講読演習・密教学演習などの専門科目をおく。
4. 習得した知識や技能を総合的に活用して問題を解決し、また新たな価値の創造に結びつけていく能力を身につけるため、4年次にはすべての学生に卒業論文を課す。
5.現代社会における宗教の役割を体験的に学ぶために、加行、ボランティアや巡礼・遍路といった実習科目をおく。

教育学科カリキユラム・ポリシ一(教育課程の編成方針)
本学の教育理念と教育目的に基づき、大きく「専門科目」群、「基礎科目j群とでカリキュラムを編成し、「専門科目」の中に、「理論的科目」群と「体験的科目」群を置く。「理論的科目」群には、「教職関連科目」や「心理関係科目」に加えて、「体験サポート科目」群を特別に配置する。「体験サポート科目」群は、「体験的科目」の学びと、「理論的科目」の学びを繋ぎ、体験と理論的な学び、経験と知識との結合を図るために配する。

1. 「理論的科目」では、教職や心理関係についての専門的知識・技能を育み、実践力のある教師や社会人としての資質・能力の育成を目指す。

2.「体験的科目」は、本学の最も特長的な科目群であり、教員に必要な資質・能力を育成するために設定した科目群である。l年次から、学校や地域において多様な体験を積み重ね、地域での様々な年齢層・職種の人々とのふれあいを通して、相手の話に耳を傾け、分かりやすく伝えられるコミュニケーション力や、相手の気持ちに寄り添うことのできる能力、困難にぶつかってもやり遂げられる力、仲間と協力しでものごとを完成させる実践力などを育むことを目的とする。

3.「体験サポート科目」によって、実践と理論をつなぎ、大学での学びを確かに内実化することを目指す。

4. 「基礎科目」は、建学の精神に則った本学の特長的な科目や、教養科目、僧侶科目などを配し、「いのち」や、社会、文化について理解し、人聞を含む世界への豊かで多様な視点、を育むことを目指す。